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南三陸サポーターズバスツアー
東北AID新メンバーのみなこと申します。どうぞよろしくです。(●^o^●)



さて、去る7月14日-15日に開催された南三陸サポーターズバスツアーで、わたくし初めて被災地に行ってきました!



このツアーを通じて私が感じたのは復興の道のりはまだまだ遠いということ。

そして、もとの豊かな町を取り戻したいという前向きな希望に、少しでも力添えができたらいいなということでした。



震災直後、各メディアは被災地の惨状を私たちに届けました。

今、町はそのような状態ではありません(そうであっては困りますが!)



町があった場所は草木に覆われて、そこに町があったこと自体が分かりづらくなっていました。

でも震災被害の爪痕は確実に残っていました。

2年以上経った今でも傾いたまま放置された建物、基礎だけ残った家屋、崩れ落ちた道路に鉄道、ねじ曲がったガードレール、塩害で枯れて伐採された松の木、積み上げられたガレキなど…

加えて美しい海に似合わないどこか澱んだ空気が現状の異常さを物語っていました。

そして、今もたくさんの人たちが仮設住宅での生活を余儀なくされているという事実。




そんな中で復興の道のりを地道に突き進む人たちとふれ合うことができました。

また、仮設住宅に住む方たちとの交流会があったのですが、参加されたサポーターの方々の多くが「逆に元気をもらった」と感じたそうです。

でもそれってとても自然なことだと思います!

被災した云々じゃなく、前向きに生きようとする人のパワーって周りにも伝染しますもんね♪



で、私は、これから大事なのは同情や慰めではなく、復興に向けて頑張っている人たちの希望に対するサポートなのだと感じました。



もちろん、まだまだ足りないものもたくさんあります。癒やされない傷もあると思います。住民が望む形のインフラ整備といった面では政治への働きかけも必要だと思います。

そういった面での支援はこれからも必要だけど、厳しい現実の中でめげそうな気持ちを抑えながら復興という夢に向けて「踏ん張らなきゃ」というしんどさを、少しでも癒し、協力できるような活動ができたらいいなと思いました。



あと、先輩スタッフが被災地の皆さんに歓迎されているのを見て、これまでの活動に頭が下がる思いです。

これからどうぞ、よろしくお願いします!

【今回のツアー内容】

《1日目》

石巻渡波地区へスイカお届け→大川小学校→平成の森仮設住宅自治会長の講演

《2日目》

やまと物産代表高橋さん案内の南三陸町被災海岸地区見学→平成の森仮設住宅で漫欽丹さんの独演会とスイカをふるまい交流会→防災対策庁舎→南三陸町さんさん商店街

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by kodomonoyume | 2013-07-19 08:17 | スタッフ便り
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