昨年の3月11日のイベントテーマと今年のイベントテーマです。
震災に関しては「思うこと・考えていること・言いたいこと」は本当に山ほどあります。でも、イベントテーマを毎年1つにしぼり企画イメージをつくっていきます。 「あの時をふりかえる」 昨年のイベントの柱は、富山県内から被災地に行かれていた方をお招きして、震災直後のお話を聞き、東日本大震災をもう一度考えるイベントにしたいと思いました。行政の方や報道関係等の皆様から、さまざまな角度からのお話をお聞きしました。また、学校単位で復興支援活動を行っていた高校・中学・小学校さんに、お願いをして会場で発表も行いました。本当に多くの人に協力していただきました。 なぜ、このイベント企画にしたか? それは被災地の人達を3月11日に富山にお呼びして、カメラの前でしゃべってもらうというのは気が引けて・・・ 被災地の多くの人は家族、親戚、友人が亡くなられた方がほとんどだと思います。 実際約18,000人の方々が死亡・行方不明になっています。僕個人の考えですが、もし逆の立場なら、「この3月11日だけは、そっとしておいてほしい。言わなくてもわかるでしょ。そんなことを、いちいち説明しなくてはいけないの?」と言うと思います。 「Message伝えたいこと」 今年のテーマは、昨年の3月11日の夜に思いつきました。いいイベントが出来たと思ったのですが、でも本当良いイベントだったのだろうか?少し疑問に思いました? それは富山から(支援した側からの)見方であり、話であり、分かりやすく言うと感想文みたいなイベントではなかったか?確かに南三陸町サポーターズをスタートさせ支援の形は作りました。でも被災地からの声を多くの人に届かせることがもっと重要ではなかったか?これが今年のテーマの理由です。 イベントが終了して2日後、ラジオ福島の大和田 局長からメールが届きました。最後の言葉は「私のメッセージは、伝わりましたか?」でした。 皆さんから書いていただいた60通をこえる手紙の「メッセージ・思い」を伝えることができたのか? それは僕にはわかりません。 でも、どちらか一方通行のものではなく、被災地と富山また全国の多くの生声を少しでもお聞かせできたかなと思います。 3月11日にボールをおもいっきり全力で投げました。誰かがキャッチしてくれることを期待しています。 東北AID副代表・イベント責任者 小林 仁
by kodomonoyume
| 2014-03-16 21:35
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